|
カテゴリ:平成古寺巡礼
写真上:京都鞍馬寺.聖観音菩薩立像 聖観音菩薩といえば京都鞍馬寺.聖観音菩薩立像ですね。 慶派の大仏師定慶の作です。 鎌倉時代前期にあって宋風の彫刻を得意としています。 他には京都大報恩寺の六観音像などが知られています。 NHK学園 「写仏.聖観音菩薩」
写仏の最終回は聖観音菩薩です。 観音菩薩は、梵名をアヴァローキテーシュヴァラといいます。観察することに自在であるという意味で観自在菩薩と漢訳され、また世間(衆生)の音声を観察してたちまち現れることから観世音菩薩、略して観音と称されます。 火難.水難など七つの災いから救い出し、財産や子宝などの福を与えてくれる。 現世利益のほとけとして人気があります。 宝冠に化仏(小さい仏陀)を付けるのが特徴で、手には蓮華や、蓮華を挿した水瓶などを持ちます。 真言は「オン アロリキャ ソワカ」 で「オン 蓮華部尊(観音)よ、ソワカ」と和訳されます。 実は「アロリキャ」の意味は不詳で、「無染著(執着を離れた)者」という解釈や、蓮華のことを指すという説もあるようです。 これでNHK学園「お寺巡りの基礎知識」は終了です。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.03.01 18:48:15
コメント(0) | コメントを書く
[平成古寺巡礼] カテゴリの最新記事
|