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日英行政官日記 (旧 英国日記帳)

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Apr 12, 2008
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カテゴリ:カテゴリ未分類

勉強会「政策懇談会」を開催。
今回は、私が10年前のケンブリッジ留学時代から親しくさせていただいており、現在は社会保障国民会議議員を務めるなど年金問題については日本の第一人者として知られる慶應義塾大学教授の権丈先生から、お話をいただきました。

権丈先生のホームページの「4月13日」のところに、当日使われたレジュメが掲載されておりますので、ご興味のある方はご覧下さい。

http://kenjoh.com/


プレゼン後のディスカッションのポイントは以下のとおりです。


・税方式は、白地に年金制度を創設する場合であればともかく、現行制度からの移行の問題を考えると、困難といわざるを得ないのではないか。

・現在の年金制度が安定性を持っているといっても、法制度は政治の都合で簡単に変えることができる。年金制度のように長期的な安定性が必要なものについては政争の具としないという合意が必要ではないか。

・アメリカの社会保障制度はうまく行っているのか。

・年金はそこそこうまく行っている。しかし、医療については、映画「シッコ」に見られるようなひどい状況がある。日本で混合診療解禁を求める声が強いが、背景には民間保険の参入を進めたいアメリカの思惑もある。医療の「市場化」には警戒する必要がある。

・消費税を引き上げ、公的医療や義務教育といった公共サービスを充実させることによって最も裨益する層が、最も消費税に反対しているという矛盾がある。

・本来、日本医師会あたりがもっと消費税引き上げを主張すべきである。

・諸外国と比べても、日本は国民負担が少ないのは明白であり、「低負担、高福祉」という無理な姿を追い求めている。危機的な財政事情を考えれば、「高負担、中福祉」ぐらいにしなければならない。せいぜい「中負担、中福祉」が身の丈に合っているのではないか。





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Last updated  Apr 16, 2008 11:23:57 PM
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