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カテゴリ:カメラ&写真
望遠レンズ=「遠くの被写体を大きく写す」という至極当然な使い方がありますね。
それはそれで間違いの無い使用方法なんですが、「じゃぁ近くのモノは望遠じゃなくてイイ」 という考え方は少し「モッタイナイ」と言えます。 ズバリ今日の御題は「望遠レンズの背景処理と圧縮効果」です。 ……単にネタが無いだけですが(汗) 作例写真を2枚用意しました。 2枚共中央のビールが「同じ大きさ」になるように写しています。 ちなみに使用機材はnikon D70+VR18-200mmf3.5-5.6です 先ず最初の画像は18mm 着目点は被写体となるビールと、後方にある同じビールの大きさです。 広角レンズ特有の「遠近感(パースペクティブ)」が強調されてますね。 次に200mmの画像 VRレンズを使いながらもブレてしまいましたが(汗) 主被写体ビールに比較して後方ビールが「明らかに大きくなっている」ということです。 しかも、背景の写る範囲が狭くなって、「全体にスッキリした」印象を与えます。 これが背景処理と圧縮効果と言えるんですね~。 この背景処理と圧縮効果は、遠景を撮影するほど&望遠レンズの焦点距離が大きくなるほど より効果が大きくなります。 主被写体を強調したい場合、背景はなるべくスッキリした方がいい!!という考え方で 人物撮影やバイク&車のパンフ等でも頻繁に使われる撮影の基本となります。 よくドラマなんかの映像でも目にしますが、「レインマン」や「冬のソナタ」等で出てくる イチョウ並木を歩くシチュエーションなんかは、効果的に圧縮効果が使われてます。 この作例は「望遠レンズ」を主題にしてあるので、「広角レンズ」は全く逆のイメージを 思い浮かべるとシックリくると思います。 撮影手法としてはジツにオーソドックスな基礎手法なんですが、このブログを観てくれた 人が少しでも興味を持ってくれるキッカケになればな~と思います。 そこのカメラに興味の無い御方「へぇ~~」ボタンを押して下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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