カテゴリ:食文化について
あなたは、こう聞かれたらなんて言いますか?
「はい~喜んでいただきます~」と、言われる方は10人のうち一人いるか、もしくは0でしょう。 ほとんどの方が、「何ですか?そりゃ?ワケノシンノス?」と聞きますよねぇ~ 「ん?ワケノシンノスかい? そりゃ~若いモンの尻の穴たい~!うまかバイ~」 「ぎよぇえええ~! 九州人は、人間も食う食文化かい!」 いえいえ、そうではありません。 有明海で獲れる、食用のイソギンチャクを「ワケノシンノス(若者の尻の穴)」と呼び食しています。 これが、「ワケノシンノス」 「ワケノシンノス」の「ワケ」は方言で「若者」、「シンノス」は「尻の穴」という意味で、標準語で並べれば「若者の尻の穴」ということになります。イソギンチャクは外敵から攻撃を受けると素早く触手を閉じ、まるで肛門(こうもん)のようになるため、また、その元気のよさが若者を連想させるため、こう呼ばれているようです。食べ物のネーミングとしては衝撃的ではありますが、食べてみるとなかなかおつな味!。。との事です。 有明・柳川市あたりの代表的な珍味料理なのです! 料理方法としましては、味噌炊き、味噌汁の具、煮付けなどで食べられます。 料理方法は、こちら↓ ワケノシンノスは、コラーゲンをたっぷり含んでて、美肌効果に良いそうです。 しかし、この食材も初めて食べた人も勇気あるんだけど、名前がねぇ。。 きっと、大らかな九州人だから 「こらぁ~ミョウチクリンなカタチしとるな~ 、でもうまかバイ。なんて言う食べモンね?」 「わぁっはははは~うまかろ~が? こらぁ~ワケノシンノス(若いモンの尻の穴)たい~」 「な・・なんてな?ワケノシンノス? オマエは~そげんもん食いよるとな? タマガッタ~~(びっくりした=博多弁)」 「(クックックッ・・ウソたい~イソギンチャクなんよね~)」 いかにも、九州人らしいジョークと 人をびっくりさせるような大げさな事言う茶目っ気が この名前が定着させたのかもしれません。 で?あなた、コレ食べてみる? 「ワケノシンノス」 若いモンの尻の穴たい~ ほれ~食べてみんしゃい~って、うまかとよ。 ココば、見てんしゃい~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月19日 07時46分02秒
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