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高尾天狗の山歩記(やまあるき)

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2005.02.02
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カテゴリ:高尾山一口メモ
高尾山の杉並木は、信仰の荘厳な雰囲気を出しており、日光の杉並木や箱根の杉並木とはまた異なるものです。山全体も杉で覆われており、日中でも日が射し込んでこない高尾の山が、信仰の山であることを感じさせます。

参道には、杉苗の奉納者の名がずらりと並び、今なおその杉が増え続けていることがわかります。しかし、花粉症の方々にとっては、この名札に、いまいましさを感じる方がおられるのではないでしょうか。確かに、花粉症の方が、その季節に高尾を訪れることは、自殺行為といえるかもしれません。

しかし、近年、杉の花粉の害が騒ぎ立てられ、国もどうやら植林に杉を避け始めたと報道されるにもかかわらず、高尾山はなぜあえて杉の植栽を続けているのでしょうか。高尾山の杉の植栽には、実は特別な理由があるのです。その一つは宗教的なもので、いわゆる古来のご神木の保存にあります。

沿道、境内にはしめ縄の巻かれた老大木が多く見られると思います。高尾山の顔ともなっている「蛸杉」弘法大師の伝説のある「飯盛杉」そして山頂近くで見られる「江川杉」、高尾信仰と杉はきってもきれないものなのです。もう一つは、資材としての植栽で、薬王院ほか将来の改築、修築のための準備と、護摩、なで木のための材料としてのものです。基本的には、これらは、台風や雷に打たれ倒れた杉や、いわゆる間伐材を使いますが。大量に必要な場合は、伐採することもあるそうです。 





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Last updated  2005.02.02 23:07:19
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