子供たちはカニ先生にどんぐりの添削をお願いしている。こんなメールが届いていたのですごくうれしくて載せてしまおう!(いいですよね?)
最近、ナツコ様は、あきらかに視考力を使っている、という絵図をかかれています。目で考える、というのが、できるようになっています。スタートして1年ですから、これはいい感じではないでしょうか。やはりお母さまが覚悟をきめて、どんぐりに取り組む時間をしっかり確保してあげたことが大きいと思います。糸山先生がよく言われる「どんぐりはたくさんしてはいけない」「時間をゆっくりとってください」というのが、本当の意味で理解できる保護者の方は、意外と少ないです。距離などの苦手意識のある問題は、もう少しどんぐりで自信がついてくると、自然に取り組めるようになると思います。本人が嫌がっているうちは、あまり無理をしなくていいです。成長するほど、距離のような抽象度の高い問題は、楽に取り組めるようになりますので、ご安心ください。
わーい!この1年、これでいいのか、ああ、もうだめだ、こんなしんどいならもうやめてしまえ、とつぶやきながらの日々でした。私自身、評価の中で育って大人になってしまったものだから誰かの評価がないと、自信がないのですね。だから、カニ先生のこのメールはとてもうれしかったです。その評価、といえば、先日もナツコの学年末の「評価」はABC3段階のうちBのオンパレードだったわけです。本人も「成績下がった~。」と落ち込んで帰ってきたし、私も「大丈夫!」と言いつつ、内心、凹んでいたわけでした。当然と言えば当然でこの1年、勉強法はほとんど、どんぐり1本の環境設定にしたわけですから。しかし、もう一度、ナツコの1年間のテストを見直してみても、けっして悪い点数というわけではなく致命傷も見当たりません。強いて言えばケアレスミスをなくし、もう少し問題慣れすれば100点だったというものがほとんどです。ぶっつけ本番で望んだテストにしては大健闘です。これでいいわけです。しかし地域性でしょうか、ナツコの友達たちがやれ、四谷○塚だ、日○研だ、栄光ゼ○ナールだ、と行っている中で友達と比べ凹んでしまうこともあるわけです。そんな時は家庭での価値観の方が子供に大きく影響する!と、この言葉を自分に言い聞かせています。この1年、学校での評価の代わりにナツコの得たものがきっとある、と信じて。ナツコ、いい感じになってきました。今日は友達とあそぶ、落とし穴設計図を書いたりしてました。このあたり自然なんかあまりないのに子供は良く見つけるものです。子供時代にはあそびを、評価の中に入れるのはもっとあとからでいい。決してどんぐりを妄信しているわけではなく、今だに自己確立できていない自分自身を振り返っての実感からくるものなのです。
ナツコのどんぐり問題
<4mx91>かわいい絵だね。
<4mx93>
<4mX7>ニョロの問題ができてうれしいよ。