健康は自分で創る！創健生活

　
健康ブームを反映して健康法、健康食品など色々な
情報が耳に入ってきます。
目新しい情報の中にも役立つものも多いのですが、
基本は古来から云われてきて誰もが知っていることの中に
ありそうです。病気にならない身体を創るためには生活
そのものを少しずつでも日々変えて実行することにあります。

楽しくその変化を味わいながらより健康になるコツを
今一度思い起こして下さいませ。
ご自分のやられたことは自分自身に還ってくるのですから。。。

健康十訓
一　少食多噛
腹八分目は医者いらず、腹七分目は病気知らず、
腹六分目は老い知らずと云われます。
よく噛むことによって・・・
　・消化が良くなる　　・満腹感が得られやすい　　・歯茎が丈夫になる
　・老化防止ホルモンが出る　　・頭に血液が流れやすくなり回転がよくなる
　・寄生虫、細菌、発ガン物質が抑えられる　　・味がよく分かり薄味になる
　・ストレス解消になる　　・顔の筋肉が鍛えられ表情が豊かになる
よく噛めなかった時には、唾液を飲み込むといいでしょう。
　
二　少塩多酢
無縁のトマトジュースを飲んで物足りない方は濃い味に
慣れているのかもしれません。
塩の代わりに酢やレモンを使って味のメリハリをつけられると
良いでしょう。また、だしをしっかり取ったものを料理に使う
と少しの塩・醤油でも美味しく食べられますし、むしろ微妙な
味を楽しめるでしょう。また昆布などのぬるぬるしたところが
塩を吸着して身体から出してくれますので使って下さい。
またカリウム、カルシウムにも余分な塩を自分自身が犠牲に
なることで身体の外に出してくれますのでお野菜、海草
骨ごと食べられる魚、大豆製品をしっかり摂りましょう。

三　小肉多菜
全然肉を目の敵にして食べない方がときどき見えますが、
食べたいなと思ったら少し食べられたらいいでしょう。
また時々は大食いしてもいいのではないでしょうか。
人間ですから、時々は羽目をはずしましょう。
なお、鶏肉、牛肉、豚肉の順で身体を温める傾向があります。
ですから冬は鶏肉を、夏は豚肉の方が理に叶っているようです。

四　少糖多果？？？
砂糖は色々なものに含まれています、果物・酒・調味料・
加工食品・ジュース類など結構思いもよらないものに
たくさん入っています。
「私は、お菓子・ジュースは摂らないのよ！」
と自慢気に云われる方が多いのですが、実は何十グラムもの
砂糖を知らずに摂っているのが現状です。
果物にしても、人工的に品種改良されてかなり甘くされています。
現代では、「少糖少果」に変更すべきかもしれません。
１００％果汁ジュースにしても、普通のジュースよりも
ビタミンなどは入っていますが、砂糖の量はほぼ同じか、
それ以上の場合もあります。

五　少衣多浴
薄着をこころがけ、お風呂・シャワーで毎日身体を清潔に保ちます。
最近、原因不明のカビによる病気が多く発見されています。
普段目につかない所、床下・押入・畳下・天井裏なども時々は
空気を入れ替えたり、太陽光線に晒したりしてカビ・ダニ・
細菌を防ぎます。太陽の下で全身日光浴を夏以外でもされると
いいでしょう。
　いくら服を重ね着しても寒い、電気毛布が冬はともかく、
春・秋でも手放せないと云う方は乾布摩擦・風呂上がりに
冷たいシャワーを浴びるなどして身体を鍛えます。
又、新陳代謝が少し落ちているでしょうから、
漢方薬での体質改善も有効です。

六　少言多行
「言」とはいいわけ・文句、すなわち他人のせいにして、
自分をふりかえることのない状態でしょうか？
　他のせいにすると一時的に楽なのですが、相手を責めたり、
怒る感情はやがては自分自身の健康を害することになります。
「行」行動ですが、あれこれ思い悩む前に、
もし計画がしっかりする前でも一歩踏み出して先ずやって
みることが大切です。やらないより何か生まれます。
　
七　少憂多眠
くよくよしたり、思い悩んだりしていいのです。
そんな感情が湧いてきても放っておけばそのうちどこかへ
消えてしまうでしょう。そしたら少しだけ心を変え、
楽しい場面を思い浮かべたりして楽で鷹揚な気分になりましょう。
　眠る前には感謝の気持ちに満ちながら眠りにはいりましょう。
又は心を空っぽにしてから眠りにはいりましょう。
朝、すがすがしい気持ちにあふれ、一日を気持ち良く過ごせます。
考え事があっても睡眠には持ち込まないで下さい。
どうしても頭からそのことが離れない場合は、
問題の答えが与えられる場面を描きつつ眠りにつくとよいでしょう。

八　少憤多笑
「笑う門には福来る」と申します。笑うことによって免疫力が
数倍に上がる報告があります。嬉しい・楽しい・感謝する感情
によって、脳からハッピーホルモンが出て痛みや不快な症状から
解放してくれます。逆に、イライラ・他を責める気持ち・
恐れの感情などはアドレナリンという在りすぎると身体に
害のあるものを大量に出させます。
　物事に対して、どんな感情をもつかによって健康が随分左右されます。
貴方はどちらをえらびますか？　もうおわかりですね。
　
九　少欲多施
施してあげたい、お役に立ちたい、喜ぶ顔を見たいのは全て「欲」です。
そしてそんな欲は誰にでもあるものです。
世の為・人の為とか、我欲のない生き方がこれから
は大切と云われますが、そんなふうに生きることは、
今からでもどこでもできる、以外と簡単なことかもしれません。

少車少歩
よく「一日一万歩、歩くとよいでしょう」などと云われますが、
実行されていますか。大切なのは自分に合った、無理なく楽し
めることをみつけて継続することです。スポーツの他にもヨガ
・気功・ストレッチ体操など静的なことでもいいのです。
貴方に合ったものが必ず見つかります。何か身体を動かしたい
と思っているならば本を読んだり、お友達に聞いたりして探してみて下さい。

｛健康の極意とは誰もが知っていてできないこと｝
と題名をつけさせていただきましたが、本当は、
｛誰もが知っていてできないだろうと決めつけているだけのこと｝、
｛誰もが知っていてそう直すことが苦しいだろうと、
私にはできないのではと思っていること｝ではないかと思います。
ちょっとした物事に際しての感じ方の違いが大きな差を生じます。　
　できそうかなと思われたなら小さな変化から是非軽く始めてみて下さい。
健康であることが当たり前です。
病気なのはなにかしら自分に嘘をついたり、無理したりして
病気の原因を自分自身でつくってしまうのでしょう。
　自然治癒力を旺盛にして笑顔で楽しい元氣な人生を送りましょうよ。
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