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カテゴリ:開業準備
昨日の新聞に元行政書士が成年後見制度を悪用し、高齢者の財産を不正に搾取する事件が載ってました。
行政書士に限らず、弁護士さん、司法書士さんであってもこういった犯罪を起こす方はおりますが、やはり自分がこれから携わる同業の方が元行政書士とはいえ、こういった事件を起こすと悲しい気分になりますね。 「後見人といえば行政書士」と認知してもらえるよう頑張ってる方がいらっしゃる一方で、同じ制度を悪用する事件が起こると一瞬でこれまでの苦労が無となってしまいます。 ただ、高齢者の権利を守る意味でも成年後見制度は重要な制度ですので、ご本人のみならずご家族の方にも勉強していただいて、是非、制度を活用していただきたいですね。 自分自身も相続分野をメイン業務とする為に成年貢献制度についても勉強しておりましたが、後見人の仕事は非常に意義のある仕事だけれども、その分負担も多い仕事だと感じます。 行政書士として法律面の勉強はもちろんのこと、医療・福祉分野の知識も必要となりますしね。 今回は、このようなすばらしい制度を悪用する事件が発生してしまいましたが、今後このような事が起きない様、行政書士会としても税理士会のような講習の合格者のみが後見人になれるというような制限をする必要もあるのではないでしょうか。 私自身も更に、身を引き締めなければなりません・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.04.27 22:02:50
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