防災・危機管理 e-カレッジ知らなかった災害についての様々な対応策を
真剣に、そして楽しく学べます。「天災は忘れた頃来る」という警句を残した寺田寅彦。物理学者としてより、夏目漱石の「吾輩は猫である」に出てくるユーモラスな寒月先生として有名です。寅彦はその著作の中で、「地震による現象」と「地震による災害」とは、区別しなければならない。なぜなら現象は、人間の力ではどうすることもできない、しかし災害は注意次第でどんなにでも軽減されうる可能性がある、といっています。一人ひとりが高い防災意識をもつこと、それは地震だけでなく、どんな災害においても、たいへんに有効です。「防災・危機管理 e‐カレッジ」は、インターネット上で防災・危機管理に関する学習の機会を提供し、地域の防災力の強化のために役立ててもらおうというものです。ネット上で、学んだり意見を交換することにより、国民全体の防災意識が向上することを消防庁は願っています。 001 災害の知識を深めることは、命の大切さを学ぶこと「基礎を学ぶ」「大地震を3日間生き延びる」「深く学ぶ」など、より具体的な興味深い6つのコースで構成。実際の災害映像で視覚的に学んだり、クイズ形式で楽しく学習が進められるよう工夫されています。また、防災・危機管理に関する「投稿・交流の場」は、身近な情報を提供し、様々な疑問にお答えします。対象は小・中学生からお年寄りまで、自主防災組織のリーダーをはじめ、地方公共団体の防災担当者、消防職員・団員と、あらゆるレベルに対応しています。受講するには、インターネットでアクセスして希望のコースを選ぶだけ、誰もが気軽に参加できます。災害が発生したら、どのように対処すれば良いのか、いかに被害を最小限に食い止めるのかを学ぶことは、同時に命の大切さを知る学習でもあります。消防庁は、立場や年齢を超えて参加できるeカレッジを通して、国民全体に、災害に立ち向かう勇気が根付くことを期待しています。 - 師範室
- 災害と人間、命の大切さについて考えます。
- 大地震を3日間生き延びる!
- 大地震の時の身の守り方を具体的なイメージを体験して学びます。
- 大地震に備えた責務
- 地方公務員を対象とし、災害時に地域を守るための心構えや準備を学びます。
- 基礎を学ぶ
- ●基礎を学ぶ
地震・津波等の各種災害の基本的な知識を身につけます。 - ●災害への備えコース
住宅の耐震性や家庭内での災害時への備えをチェックします。 - ●いざという時役立つ知識コース
初期消火や救命手当等、被害の最小化のために役立つ方法を学びます。 - ●地域防災の実践コース
大災害時に特に求められる地域間の協力体勢を実践的に学びます。 - ●災害時のボランティア活動の実践コース
ボランティアの意義と役割、心構えを学びます。 - 地方公務員の方へ
- ●公務員としての災害対策
公務員としての災害時の任務、心構えを学びます。 - 深く学ぶ
- 防災・危機管理に関する専門的な内容についてより深く学びます。
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