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カテゴリ:芸術・スポーツ
楽天ネーム「RICARDO」さんと大手町で会って話をした後、次の予定まで時間が空いたので、「ブリジストン美術館にでも行ってみようかと思います」などと冗談っぽく話しておりました。
さすが美術館通のRICARDOさんは、「今は『岡鹿之助展』をやっているよ」と教えてくれました。 RICARDOさんと違って絵画には全く興味を示さない私ですが、岡鹿之助の名前にはすぐに飛びついたので、RICARDOさんもこれには少々驚いた様子でした。 ブリジストン美術館では7/6まで「岡鹿之助展」が開催されています。 岡鹿之助の作品がテーマごとに数多く展示されていますが、私が目指したのは「雪の発電所」でした。 子供の頃に「雪の発電所」を写真か何かで見た記憶があるのですが、強烈に印象に残っており、その時から「本物を見てみたい」と強く思っていました。 展示室内を探し回っていると、一枚の絵の前に人だかりが出来ていました。 その合間からは、見覚えのある絵が見え隠れしています。 学芸員の人がその絵の解説をしていたので、一緒になって聞いていたのですが、少し離れた場所から絵を覗き見るような格好でした。 しばらくすると解説が終わり、学芸員と一緒に人だかりも次の展示室へと移動して行きました。 私の周りから人はいなくなり、目の前には「雪の発電所」の絵だけが残っています。 ゆっくりと絵に近付いて行き、「本物だ~」と長い間立ち尽くしておりました。 学芸員の人の解説によると、「雪の発電所」は実際に長野の志賀高原にある水路式発電所を題材にしたそうです。 日本の雪山の景色と洋風の発電所の構図からは、新鮮なノスタルジーを感じました。 岡鹿之助「雪の発電所」の“絵葉書”の写真。 絵葉書は10枚も購入してしまいました。 1枚はフォトスタンドに入れて飾りましたが、残りは友人に配ろうかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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