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タケノコmaxのパソコンでオーディオ

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2008年07月16日
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カテゴリ:オーディオ
sinさんがデジタルアンプのRSDA302について書かれていたので,私も同じラステーム・システムズのRSDA202を紹介。

RSDA202とCD RSDA202 背面
まず魅力なのがそのサイズと発熱の少なさ。W110×D83×H30mmと,見てのとおりCDジャケットより小さく,重さも約350gしかない。これでニアフィールドリスニングには十分な出力(20W+20W)がある。ただ,スピーカー端子がバネ式でかなり安っぽい。穴も狭く1mm程度しかないので,太いスピーカーケーブルを使っている場合ケーブルターミネーターなどで工夫する必要がある。ただ,A&Vフェスタ2008でラステームの方と話されたというsinさんによると,「アルミの筐体にして、スピーカー端子をグレードアップしたモデルを企画中」とのことなので期待大。

それと,私の環境ではサーノイズが入ることがあった。プリメインアンプとしてボリュームを絞って使う分には問題ないのだが,プリアンプ機能のついたDX71に繋げてパワーアンプとして使うためにボリュームを最大にするとノイズが出た。ボリュームを12時の辺りにすると聞こえなくなるが,プリ部と合わせてボリュームを2重に使うことになり,音質の劣化が気になる。

ノイズの原因はこの安っぽいボリュームではないかと思ったので,このボリュームをバイパスすればノイズも消えるのではと考えた。改造したRSDA202が売られているSuperCOMに,バイパス処理もしてもらえないか問い合わせてみたところ,引き受けてくださるということだったのでお願いすることに。ネット経由でもこういう柔軟な対応をしてもらえるのはありがたい(去年5月の話なので,今は無理かもしれません)。

RSDA202改造版IVブラックゲート・バージョン RSDA202改造版 背面
ボリュームと左右バランスをバイパスしているのでつまみは取ってある。RCA端子は金メッキのものに換えられている。フィルター・コイルや電解コンデンサーもオリジナルとは別のものが使われている。

しかし,残念ながらこの改造版でもノイズ問題は解決しなかった。デジタルアンプは電源からのノイズに弱いようなので,12V 4AのACアダプタを12V 2Aのものに変えてみるとかなり収まったが,それでもなくならない。友人から自作セパレートアンプを安く譲ってもらったこともあり,それ以来RSDA202に代わってそちらをメインに使ってきた。ただ,最近Audiophile USBをプリとして使うとノイズが出ないことを発見。PC用でノイズに強いAudiophile USBでは問題ないが,DX71にはパソコン由来のノイズが乗ってしまい,RSDA202で増幅されていたのかもしれない。コトヴェールのノイズプロテクタ,SFU-005-3Pなども試そうと思っていたのだが,とりあえず一安心。ノイズの原因特定はなかなか厄介だ。


このように私の環境ではノイズの問題があったものの,1万円程度とは思えないほど解像度の高いクリアな音を出してくれるRSDA202。人によってはつまらない音だと感じるかもしれないが,個人的にはアンプには変な色づけをして欲しくないと思っているので,ベッドサイド用に愛用している。その高音質の秘密は,内部に使用されているデジタルアンプICにある。内蔵されているのはTRIPATH社製のTA2020というIC。RSDA302ではDAC機能も持つApogee社製のDDXi-2101というICが使われているようだ。


それから,最近ちょっと気になっているのが,SCYTHE(サイズ)の鎌ベイアンプ(SDA-1000)。これはパソコンの5インチベイに収納できる小型デジタルアンプなのだが,パソコンとの連動機能はなく,普通のオーディオアンプとしても使えるデザインになっている。YAMAHAのYDA138というデジタルアンプICが使われており,7000円程度とは思えない音が出るという。ヘッドフォン端子があるのも魅力だが,何よりこの値段でバナナプラグ対応のしっかりとした金メッキのスピーカー端子が付いているのは良い。


また,汎用のデジタルアンプICは,こういった手軽なサイズのものだけでなくピュアオーディオメーカーの本格的なアンプにも採用されている。例えばSOULNOTE da1.0にはTRIPATH社製ICが使われている。SOULNOTEはマランツの技術者が独立して設立したブランドで,DACのdc1.0も評価が高く,私としてはDX71に代わるDACとしてかなり気になっている(44.1kHz専用というのが痛いが)。


ただ,TRIPATH社は残念ながら去年倒産してしまったようなので,将来的にICが手に入らなくなる可能性がある。その点安心なのが,このコンパクトなプリメインアンプ,CA-S3などを作っているFlying Mole。ここもSOULNOTEのように大手(YAMAHA)からスピンアウトした技術者たちが立ち上げたメーカーで,2000年の設立以来デジタルアンプの開発に力を入れてきた。他社の汎用ICではなくFlying Mole独自のICを使っているのが強み。

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最終更新日  2008年12月19日 19時37分43秒
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