ようやく今日から本題の山陰本線突入です。
10月14日の日曜日、前日の天気予報では曇り時々晴れの予報でした。
でも朝から薄日が差し、どうやら思った以上に天気は良さそうです。
しかも、山陰方面だけ晴れだって!!
青い日本海が見られるといいな~、と期待しつつ、ちょっと早めに下関駅に向かいました。
山陽本線下関駅(キハ47) posted by (C)たけぽ
山陰本線は全線を通して走る列車がないので、何本か乗り継いで行かなくてはなりません。
山陽本線下関駅の6番ホームから、黄色い2両編成のディーゼルカーに乗ります。
まずは8:16発の山陰本線小串行き普通列車(856D)で終点の小串駅を目指します。
今日は出雲市まで5本乗り継ぎ、先は長いぞ~!
埼玉あたりで気動車(ディーゼルカー)が走っているのは八高線くらいなので、滅多に乗る機会がありません。
でも、気動車が大好きなので、今回の旅行では乗り倒してやろうと思ってました。
音もうるさいし、振動もあるし、排ガス臭いけど、のんびり走っている感じで旅情を感じます。
なお、この写真は前日13日に撮ったものです。
翌日に乗るのもこれと同じキハ47の2両編成のはずなので、発車間際にバタバタ写真撮るのも嫌だし下関到着の折りに撮っておきました。
幡生駅 posted by (C)たけぽ
下関を出ると、次の幡生駅までは山陽本線です。
ここまではさすがにターミナル駅らしく、貨物の操車場など、線路もたくさんでにぎやかです。
幡生駅で山陽本線と分かれて、いよいよ山陰本線の始まりです。
山陰本線は単線の未電化区間、とたんにローカル線の雰囲気になってしまいました。
でも、線路と平行して延びる国道は片側2車線で車の量も多く、巨大なショッピングセンターも見えます。
やはり車中心なんですね。
2両編成の列車は年輩のグループなど乗っていて、およそ7割ほどの席が埋まり結構にぎやかです。
皆さんどこまで行くんでしょう。小串から先は1両編成だけど、大丈夫か!?
おおざっぱな地図で見たら山陰本線は日本海に沿って北上していきますが、意外と海は見えてきません。
響灘 posted by (C)たけぽ
下関から4つめの福江駅あたりで、ようやく海が見えました。
と思ったのも束の間、また海が見えなくなってしまいます。
折角早めに行って海側の窓際を確保したのに~。
列車が終点のひとつ手前の川棚温泉駅に着くと乗客は大方降りてしまいました。
皆さん温泉に行かれるんでしょうかね。
山陰本線(川棚温泉付近) posted by (C)たけぽ
川棚温泉駅を出たら、車内はこんな具合で水を打ったように静かになりました。
程なく終点の小串駅に到着、下関から40分ほどです。
山陰本線小串駅(キハ47) posted by (C)たけぽ
駅の跨線橋から1枚。電車と違って架線もそれを支える支柱もないので、すごくすっきりした光景です。
これも、気動車好きの一因かな。
・・と、よく見たら1両目と2両目で屋根の形状が違います。
これは前にまわってみなくては。
山陰本線小串駅(キハ48) posted by (C)たけぽ
前の車両はキハ48という形式でした。
私が乗っていたキハ47とはドアの形状(両開きと片開き)やシートの配置も違います。
・・とまぁ、細かいところを気にしつつ、しげしげと眺めていました。
見た目はいかにも国鉄らしい顔をしてますが、広島・山口色と言われる鮮やかな黄色に化粧直しされてます。
エンジンもオリジナルではなく、コマツ製のターボエンジンで、大柄な車体が割と軽快に加速するのでびっくり。
何しろ、ディーゼルカーというとキハ35やキハ58に乗っていた世代ですから、何だか隔世の感があります。
下関を出る山陰本線の列車の大半はこの小串駅が終点で、この先の長門市方面へここで乗り継ぎです。
私の乗った列車は下関の案内では「小串で長門市行きに連絡」とありましたが、待ち時間37分・・
次の長門市行き列車の出発時刻までまだ時間もあるし、駅周辺を歩いてみることにしました。
(次回へ続く)