春先に、地面にへばりつくように咲く紫色の小さな花です。
濃い紫色がきれいですが、コケのように地に這うように咲くので目立ちません。
狭山丘陵では、ごくありふれた雑草です。
キランソウ属の植物には
ジュウニヒトエやセイヨウジュウニヒトエ(アジュガ)などがあります。
ジュウニヒトエは立ち上がった茎にたくさんの花を付けて見応えがあります。
でもひとつひとつの花を見るとキランソウと同じ形をしており、同属だというのも納得です。
別名の「地獄の釜の蓋」というのはすごい名前ですね。
この名前の由来は、この草に薬効があるので病気を治して地獄の釜に蓋をする説、春の彼岸に墓地に行くと地面を覆い蓋をしているようだ、など諸説あるようです。
さて、本当の由来はどの説なんでしょう!?
【写真】
キランソウ(金瘡小草、金襴草) シソ科
地面にへばり付くように生えるので、草刈りしても残る確率が高いみたいです。
カメラ機種名 Canon EOS 40D
撮影日時 2008/04/06 11:49:10
Tv 1/320
Av 7.1
ISO感度 200
レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM
2008年4月 狭山丘陵にて