一昨年は最後の一輪しか見ることができず、昨年は時機を逸したイチヤクソウ、ようやく花の見頃に出会う頃ができました。
この場所は一昨年に花を見つけた場所で、昨年は花後の実しか見つけられず・・
さて今年はどうかと行ってみたら、見事に咲いてくれてました。
強心、降圧、抗菌、脚気やむくみ(利尿)、切り傷、虫さされなど、ひとつの草で多くの効能があるのでこの名があるとか。
全草を乾燥すると鹿蹄草という生薬になるそうです。
【写真】
イチヤクソウ(一薬草) イチヤクソウ科
狭山丘陵では何カ所かで見られますが、決して多い植物ではありません。
うつむき加減で咲く花は独特の形状です。
花序の下から順に咲いていきます。
カメラ機種名 Canon EOS 40D
撮影日時 2009/06/06 15:31:45
Tv 1/60
Av 4.5
ISO感度 400
レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM
うわ~、アップで見たら別の生き物みたい!!
何だろう・・・カブトガニに似ている!?
今日は昼頃まで雨が降っていましたが、空が明るくなってきていたのでカメラ持って狭山丘陵に出動してきました。
この時期でないと見られない、ちょっと珍しい花が咲くからです。
もちろんイチヤクソウもそのうちのひとつです。
残念ながらサイハイランは花が終わってました。
でも、2カ所で確認できたのできっと来年は撮れるでしょう。
その他は花の状態はさておき、ひととおり見つけることができました。
これから順次載せていくことにしましょう。
こんな具合に咲いています。
丸くて艶があり、葉脈のはっきりした葉が特徴的です。
一昨年咲いていたときよりも、株数が増えていたように感じました。
午後から、春だったら2日分のコースを歩いてきました。
花の少ない時期ですから、歩く距離で稼ぐしかありません。
いい運動になりましたが、雨後の赤土の道はズルズル滑って坂道は恐怖でした。