早くもヒヨドリバナが狭山丘陵のあちこちで白い花を咲かせはじめました。
これもキク科!?と思ってしまいますが、よく見ると筒状花が何個かずつ集まって咲いています。
複数の花があつまってひとつの花のように見えるのがキク科の特徴ですから、この花もキク科の例に漏れずですね。
ヒヨドリバナの名前は、ヒヨドリが山から降りてきて鳴く時期に咲く、ということだそうです。
でも、うちのあたりではヒヨドリはずいぶん前から姿を見せています。
我が家の庭にある木苺とブルーベリーは、大方ヒヨドリに食べ尽くされてしまいました。
おかげで、我が家ではヒヨドリの印象は「すこぶる」付きで悪いです。
この花には何の罪もありませんが・・・
【写真】
ヒヨドリバナ(鵯花) キク科
林の縁などで咲いています。
ちょっと薄暗いようなところが多く、明るいところで撮った記憶がありません。
カメラ機種名 Canon EOS 40D
撮影日時 2009/07/19 10:26:05
Tv 1/160
Av 3.2
ISO感度 640
レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM
さて、昨冬は狭山丘陵のあちこちで多くの工事が行われました。
4月17日の日記にも書いた林道の法面補強工事のその後です。
丸太で組まれた柵の内側に土が盛られています。
この土はもともとここにあったもののようで、すでにいろんな植物が生育しています。
最初のヒヨドリバナも、昨冬に工事があった場所に咲いていました。
もともとあった土を入れているので、植物が帰ってくるもの早いんでしょうね。
近くにはヒメキンミズヒキなども咲いていて、法面補強工事に関してはそれほど環境へのインパクトはないみたいです。
気が付けばもうヘクソカズラの花も咲き始めていました。
真夏の花、続々登場です。
でもお天気は梅雨に逆戻りのような空模様ですが~。