9月20日に左手薬指を骨折してしまい、しばらくは自転車も乗れない状態の日々が続いていました。
・・本日11月14日現在、まだ治療中なんですけどね・・
車の運転もできないので、狭山丘陵の花の時期が終わってからやろうと思っていた送電鉄塔を辿る旅を前倒しで開始しました。
左手をあて木で固定していたので、唯一できるのは歩くこと。
運動不足解消を兼ねてのウオーキングです。
この日の目標は1時間歩いたら引き返す・・で鉄塔を何基辿れるか、でした。
まずはJR東日本の送電線、岡部境線の94号鉄塔からスタートです。
なぜこの送電線を選んだかというと、自宅から一番近いので歩いてアプローチできることと、70年前の原型鉄塔が残っているからです。
さすがに70年も経つと、そろそろ建て替えられちゃうんじゃないかと・・
鉄塔のプレートはJRになってから付け直されたものですが、「昭和14年11月」の文字が刻まれています。
プレートの下に、もともと書かれていたと思われる文字の跡も見えて、この鉄塔が相当の年代物であることが感じられます。
鉄塔自体の形もすごくシンプルで、スッキリした立ち姿だと思いませんか。
この鉄塔は県道脇に建っており、歩道が狭いこともあってか鉄塔の下が通路になっています。
ということで、「結界画像」を撮りました。
この絵も、最近建った鉄塔に比べるとえらくシンプルです。
送電線を辿って南下して次の鉄塔、95号を目指します。
するとこんなトンネルで西武狭山線の線路の下をくぐりました。
背が高い方なら、天上に頭をぶつけてしまいそうです。
トンネルを抜け、よそ様のお宅の勝手口のような道を抜けていきます。
ここを抜けてさらに送電線を辿ると、川にぶち当たりました。
さて、橋はどっち!?
iPhoneの地図で調べると東西どっちに行っても150mはありそう・・
送電線は川も住宅もお構いなしに伸びているので、歩く距離は送電線の2倍くらいになるかも。
次の95号鉄塔も94号に続いて旧型の原型鉄塔でしたが畑の中に建っていて接近できませんでした。
おまけに周囲は宅地の売り出し中で写真を撮るのもままならず、後日取り直しに行ってきました。
なのでこの写真だけ天気がいいんです。
さらに南に見える96号鉄塔も、どうやら原型鉄塔のようです。
2基目の鉄塔までで既に40分近く経過していて、片道1時間じゃせいぜいあと2基しか行けそうにありません。
目標時間延長だな・・
(2009年9月23日)
(つづく)