狭山丘陵の某所でナンバンギセルが咲いているとの情報をいただき、週末に行ってきました。
少なくとも月に2回は歩いている場所で、まさかここで!?というようなところでした。
灯台もと暗しとはまさにこのことでしょう。
ほとんど資材置き場になっているような谷戸の一角で、こんな珍しい植物が自生していることに驚きます。
他にも希少な植物が多くみられる場所なので、これ以上荒れないことを祈らずにはいられません。
来年もちゃんと咲いているか、忘れずに確認することにします。
【写真】
ナンバンギセル(南蛮煙管) ハマウツボ科
自分自身では光合成ができないので、他の植物に寄生しています。
ススキをはじめサトウキビやイネなど、主にイネ科を宿主にするそうです。
カメラ機種名 Canon EOS 40D
撮影日時 2010/09/12 13:20:26
Tv 1/80
Av 5.6
ISO感度 400
レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM
埼玉県レッドデータブック2005:絶滅危惧II類
こんな具合に、草むらに埋もれるように咲いていました。
ススキをかき分けてみるとびっくりするくらいたくさんのナンバンギセルが咲いています。
花の時期としては終わりかけのようで、もうすでに枯れてしまった花も多くありました。
いっぱい種をばら撒いて、来年も楽しませてほしいものです。