前回の只見幹線460号鉄塔から次の459号鉄塔はあっという間でした。
最近できたばかりの住宅街の奥、畑の中に立っています。
少し左に向きを変えて、送電線は住宅街の中に延びていました。
でもこの送電線の真下には住宅は建っていません。
以前にも書きましたが、17万ボルト以上の送電線の真下には家が建てられないことになっています。
ここから次の458号鉄塔までは少し分かりにくい道でした。
送電線と平行している道がなくて、鉄塔めがけて通じている道路のめぼしをつけて進入しなければなりません。
ここは勘が働いてぴたりと鉄塔のもとに到達しました。
只見幹線458号鉄塔は住宅に囲まれた赤白の大きな鉄塔です。
この鉄塔の向こう側に見える塀のようなものは関越自動車道で、送電線は高速道路を一跨ぎにしています。
さて、すんなりと高速道路の反対側に出られるのか・・
心配するほどのことはなく、ちょうどこの鉄塔の反対側に高速道路をくぐる通路がありました。
続く只見幹線457号鉄塔も鋼管鉄塔で、真新しい道路の脇で変電所に向けて送電線の向きを変えています。
この先には変電所に送電線を導くこの区間の最終鉄塔が見えました。
この日の目的地である南川越変電所は目と鼻の先です。
送電線は只見幹線456号鉄塔で大きく右に折れて、南川越変電所に接続しています。
南狭山変電所を出てから鉄塔20基、半日での探訪ではちょうど手ごろな距離でした。
この続きは上の写真の一番右に立つ455号鉄塔からになります。
実はもうこの先も追いかけ済みで、きっと近いうちに載せることになるでしょう。
南川越変電所からの帰り道は、2009年3月に残り10基のところまで追跡していた狭山線の鉄塔を辿り、1個21円のドーナツ10個を土産に買って帰宅しました。
今回も辿った送電線をGoogle Mapにプロットしてみました。
こちら →
只見幹線
ただし、まだ「線」だけで鉄塔の写真は載せていません。
ついでに残り10基を追いかけて全基制覇した
狭山線の地図も載せました。
こちらはこの日の10基だけまだ写真を登録していません。
近いうちに載せて完成させるつもりです。
(2010年12月4日)
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過去に載せた送電鉄塔シリーズは以下のとおりで、今回が第5弾になります。
1・・岡部境線(前久保境線)、これはJR東日本の送電線
2・・安曇幹線(消えゆく大猫鉄塔)
3・・南狭山線(完結)
4・・的場線(完結)
只見幹線は福島県の田子倉発電所に端を発し、570余基の鉄塔を介して東京都町田市にある西東京変電所まで電力を運んでいます。
さすがに全基踏破は無理なので、今回は南狭山変電所から南川越変電所までの区間を辿りました。