長いことご無沙汰していたナンバンハコベを見つけました。
前回は2007年に載せているので、4年ぶりということになります。
残念ながら花の時期はほぼ終わりで、上の写真がまともに咲いている最後の一輪でした。
ハコベというと小さな花を思い浮かべますが、ことナンバンハコベに限ってはハコベのイメージが通用しません。
完全に開くと2cm以上になると思います。
ただし、ごらんのとおり花びらが細いので、大きくても質素なものですけど。
なんと言ったらいいのか、独特の雰囲気を持つ花です。
この特異な見た目から「南蛮」と名づけられたそうです。
【写真】
ナンバンハコベ(南蛮繁縷) ナデシコ科
名前は南蛮ですが在来種の植物です。
葉や茎は食用になるそうです。
カメラ機種名 Canon EOS 40D
撮影日時 2011/10/09 13:02:08
Tv 1/60
Av 7.1
ISO感度 400
レンズ EF-S60mm f/2.8 Macro USM
茎は蔓状で、1mくらいの長さになっていました。
きっと盛りの頃はたくさん咲いていたんでしょうね。
ナンバンハコベの花弁はハコベらしく通常5枚ですが、これは2枚多くて7枚もあります。
カタバミやノイバラなんかも花弁が1枚多いのはたまに見かけますが、2枚も多いのは珍しいかも。
ものすごく分かりやすい場所&行きやすい場所なので、来年の9月を楽しみに、今回はかろうじて咲いていたものを載せておきます。
里山の秋は赤く色付いた実があちこちに見られます。
先週末は仕事に忙殺されていたので、久しぶりに訪れた狭山丘陵はすっかり秋になってました。
日が傾くのが早くなりましたね。