バンコク竹亭日記

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土曜日のムエタイの試合。
口惜しいけれど負けました。

完敗でした。

対戦相手のスコットランド人グレッグさん、27才。
これが若さなのか凄いパワーでガンガン攻めてきました。

コンビネーションから左太ももに重いローキックをガツンと被弾。
一瞬、激痛が走ります。

普段のスパーリングなら、ひょいと脚を後に下げてかわすローキックですが、緊張していたようで動作が遅れました。
このダメージがじわじわと効いてきます。

さらに彼は嵩にかかって攻めてきました。
雨あられと降ってくるパンチ。

必死でガードするも数発被弾。
夢中なので痛みは感じません。

私も懸命に反撃。
左がカウンター気味でヒットしますが、彼の足は止まりません。

そして第2ラウンド。
私はさらにローキックを数発被弾して完全に足が止まった時点で、レフィリーがストップを宣言。
ＴＫＯ負けです。

残念です。
口惜しいです。

彼のパワーに完全に圧倒翻弄されてしまいました。

でも、後から思えばもっと闘いようはあったはず。
前蹴りで前進を止めたり、サイドステップで攻撃をいなしたり、カウンターをもっと狙ったり。。。

試合には負けましたが、たくさんの学びを得ました。
ディフェンスを鍛えなおし、パワーのある相手といかに闘うか。
新たな練習課題です。

左太ももの痛みが癒えたら練習を再開します。
この敗戦で、自分はもっと強くなります。

ところで、試合会場に娘の望が来ていました。
娘に「お父さんが負けてがっかりしたか」と尋ねると、黙ってこくんと頷きました。

そこで私は「人生には勝つ時も負ける時もある。でも、大切なのは負けてもあきらめずにまた立ち上がること。お父さんは今日は負けた。でも、これで終わりじゃない。頑張ってもっと練習してまた挑戦するからな。見ていろよ」と話しました。＾＾

我ながらお父さんしてしまいました。＾＾
娘にはちゃんと伝わったかな。

ちなみに、グレッグさんには次にジムで会ったらスパーリングすることとリターンマッチをすでに申し込んであります。
彼もにっこり笑って快諾。

今度は一方的にはやられないぞ。
一泡吹かせてやる＾＾
(懲りないオヤジ。。)


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