バンコク竹亭日記

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http://www.bangkokpost.com/news/general/440658/udomdej-martial-law-still-necessary
戒厳令発令とクーデター以来、すっかり平静さを取り戻したタイですが、経済界とホテル旅行業界を中心に待望されている戒厳令の解除はまだ当分おこなわれないようです。

Bangkok Postの報道によると、ウドムラット陸軍司令官が治安維持のための戒厳令はまだ必要だと述べたそうです。
そして、戒厳令は通常の市民生活には何の影響も与えていないが、もしこれを解除した場合、再び混乱と騒乱を招く恐れがあるとのことです。

軍政発足以来、確かにバンコクの治安は抜群にいいですが、水面下ではタクシン支持派が活発に活動していると言われていますが、戒厳令早期解除の否定は図らずもそれを裏付ける形となりました。

現在のタイの状況ですが、政争と騒乱による不景気は軍政発足を歓迎して一時活気ずきましたが、ここへきて再び停滞している感じです。
プラユット政権の新鮮味が薄れてくるにつれ、いろいろな不満や不安も出始めてきているようです。

そもそも、軍政の目的であるタクシン支持派の封じ込めと骨抜きは成功するのか。
総選挙、民政移管はいつ行われるのか。

タイの未来はまだまだ不透明です。

しかし、とりあえず現在のタイの治安はとてもよいです。
大勢の観光客の方にタイに癒されに来て頂きたいですね。

最近、バンコクでは日本人に関係した残念な事件が続けざまに起きていますが、異性からの甘い誘惑に乗らない、深夜は不必要に出歩かないなどの常識的な注意さえ守っていれば特別な危険やリスクはありません。


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