バンコク竹亭日記

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http://www.nationmultimedia.com/national/Thieves-drill-through-walls-ransack-six-offices-30247555.html
面白いニュースがあったのでご紹介します。

Nation紙の報道によると、10日未明、バンコク、ラチャダピセク通りにあるSwissotel Le Concorde Hotelの６階にあるオフォス６ヶ所に泥棒が侵入しました。

その手口は壁に穴を開けるという大胆なものですが、当直の警備員は深夜パトロールのさいも何も異常は無かったとまったく気がつかず、朝になって出勤してきた社員の通報によって犯行が発覚したそうです。

警察は、賊が６階の内部構造と金庫のある場所を知っていたと見られることから、内部に協力者がいたのではと捜査を進めています。
どんな被害が出ているのかは報道されていませんが、金庫をこじ開けることには失敗しています。

この賊、侵入手口は怪盗ルパン３世を思わせる大胆さで周到に準備していたようですが、肝心のお宝が詰まっている筈の金庫を開けれなかったという詰めの甘さが痛すぎます。

やっぱりタイの泥棒です。＾＾；

ちなみに、マスコミだってこういう場合どんな被害があったのか具体的に報道しそうなものですが、金庫以外のことには全く触れていません。

タイのマスコミも結構いい加減で、たとえば傷害事件の被害者の年齢が新聞によって食い違っているようなことはよくあります。
以前に知り合いの在タイ日本人ジャーナリストにその辺のことを尋ねてみたところ、タイの新聞記者は取材の裏をほとんど取らないと言っていました。

今回の件は大きな被害が無かったようで何よりですが、何事を為すにも詰が大切だなと私も改めて自戒した次第です。
私も賊のことは笑えませんから。（自爆）


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