バンコク竹亭日記

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http://www.nationmultimedia.com/national/Bomb-suspect-held-30267739.html
昨日の夕方、17日の20名の犠牲者を出したエラワン廟爆弾テロとの関連が疑われる若い外国人の男が逮捕されたのとニュースが飛び込んできました。

Nation紙の報道によると、バンコク東部ノンチョク地区のアパートを約100名の軍と警察の合同部隊が包囲して偽のトルコ旅券を所持した男の身柄を拘束しました。

アパートの部屋からは、爆弾製造の材料、鉄パイプやヒューズなどと共に、エラワン廟とサトーン船着場での爆弾テロに使用されていたものと同じサイズのボールベアリングが押収されたそうです。

警察は、この男が監視カメラに映っていたエラワン廟爆弾テロの事件の黄色いシャツの容疑者と同一人物かどうかは確認できていませんが、テログループの一味と見て軍キャンプに連行して取調べを行っているようです。

なお、この逮捕に結びついたのは、男が借りていたアパートのオーナーからの不審者がいるとの通報だそうです。
逮捕されたタイ語が話せない男は、7月の終わりごろから同じフロアの5部屋を借りていたそうです。

ところで、記者会見において記者のひとりがソムヨット国家警察庁長官に「逮捕された男は爆弾テロ事件のスケープゴートですか」と質問したそうですが「前向きな質問でない」と嫌な顔をして答えたとか。

爆弾テロ発生から昨日で12日目。
周到な用意をして犯行に及んだと思われるテログループが、証拠隠滅もせずにまだ逃亡していないのは確かにちょっと不自然に感じます。

自分がもし犯人だったら、犯行後の逃走方法を決めてから犯行に及ぶと思いますが。

いずれにしても、バンコク最悪の爆弾テロ捜査に多きな進展がありました。
続報に注目しています。

そして、真犯人が捕まることを願っています。

ちなみに、テロ犯の逮捕につながる情報の提供者には、警察から300万バーツ、タクシン氏から700万バーツの合計1000万バーツの報奨金が支払われることになっています。
このアパートのオーナーが報奨金を受け取れるかどうかも気になりますね。＾＾；


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