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「情報」こそすぺてだ
「お客様を成功させる。そのためには僕たちがいろんな情報を持つべきだ」 リッツの大切なキーワードは、「情報収集」。 「記憶に残るサービス」のために、お客様の情報を得る、 ということはもちろんだが、情報収集の目的は、他にもある。 「お客様を成功させるため」だ。 サロンに来たお客様から言われてうれしい言葉に、 「あら、これ、いいわね」 というものがある。 「この紅茶、いいわね」 「この椅子、いいわね」 「DMの雰囲気、いいわね」 などなど。 でも、お客様が、 「この椅子、すごく気持ちいいな~」 と思っても、それで終わりではダメ。 それだと単なる癒し、リラックスだ。 本当は、 「この椅子、すごく気持ちいいな。どこかで使えないかな?」 とまで考えてもらいたいんだ。 どこかで使って、「成功して」もらいたいわけ。 「あ、このリッツのサービス、ウチの店で使えるよね」 「リッツに行ったら、こんなヒントがあったよ」 そう言ってもらいたんだ。 僕たちリッツは、「お客様が成功しないかぎり、リッツは儲からない」 と考えている。 生活においても、ビジネスにおいてもだ。 リッツにお客様が来て、お金を払ってくれる・・・ お金を払えるということは、イコール自分の仕事が上手くいっていて、 報酬としてお金をもらっているからだよね。 でも、お客様が上手くいかなくなったら・・・ 報酬としてのお金をもらえなくなってしまったら・・・ お客様はリッツにお金を置いていってくれなくなる。 当たり前のことだけどね。 自分がお客様になったときを考えても同じ。 お金があれば、頻繁にタクシーを利用できる。 お金がなければ、タクシーを使わない。 僕は、結局、お金って「回るもの」だと思う。 使わなければ、回らない、回ってこない。 ならば、リッツのお客様には、お金を使えるような状態になってもらいたい。 それが「お客様が成功する」っていうこと。 だから、 「どんな情報があればお客様が上手くいくか」 ってことを考える。 そのために情報を収集する。 もちろん美容、ヘアメイクの技術を提供すること・・・ 要するに「すてきなヘアスタイルになってもらうこと」も、 お客様の成功のひとつだ。 でも、それはヘアサロンなんだから、与えられて当たり前のこと。 それだけではなくて、ある意味、リッツというサロンが、 お客様にとっての情報収集、学習の場になって、そこにお客様が来る。 そしてそのお客様に、自分の仕事、生活の成功につながるような 情報や知識を持って帰ってもらいたいんだ。 ある意味、僕らは、お客様に何かを教える「ティーチャー」になる。 ティーチャーになるにはどうすればいいか。 そう、自らが「教えるべきこと」をたくさん吸収しなければならないよね。 それをお客様に、サービスという形で提供していく。 だからリッツは、常にいろいろな情報をインプットしていくことに 励んでいるんだ。 (「すべては記憶に残るサービスのために」金井豊著より) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.06.30 00:43:01
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