iPhoneのSIMフリーをドコモで使うブログ

いろいろとまとまりましたので、ちょっと整理を。


使用機種：iPhone 3GS 32GB　香港SIMフリー
OS：3.1
回線：ドコモFOMA


＜準備と注意点＞

１：ドコモのFOMAカードを使う
２：ドコモの設定を、元の携帯できちんと行っておく
３：ドコモの契約プランを間違えない（パケホーダイダブル）
４：電話帳を移しておく
５：mopera Uの契約をしておく（moperaでも使えます）
６：その他


（１）FOMAカード
FOMAカードをSIMカードとして使います。


（２）元の設定
・番号通知や留守電、転送設定
これらは自分の好みにあらかじめ設定しておく。
あとからダイヤルで設定できるが、携帯画面でやる方がわかりやすいため。

・2in1を使用している場合
2in1の「サービスを停止」する。
そうすれば、B番号に着信があってもちゃんとiPhoneで受けられる。
もちろんB番号での発信はできない。

・画面メモやブックマーク
FOMAカードが入っていないと閲覧できないので、何か保存している場合はあらかじめ転記しておく。
でないと、あとで困る。
ブックマーク先のアドレスなども控えておく。

・おサイフケータイ
設定していたアプリは、FOMAカードのオーナー設定が必要となる。
内容を消去し、アプリの削除をあらかじめしておく必要がある。
携帯本体を初期化しても、おサイフケータイ部分は初期化されないのでこの作業が必要。
要注意。

・iモードメール
これは使えなくなるので、iモード.NETをPCで使用するなどしてフォロー。
あるいは、極力使用しないように変更する。
携帯電話相手に送るメールはmoperaUのメールである程度カバーできる。


（３）契約内容の確認
必ず【パケホーダイダブル】にする。じゃないと死ぬ。
Bizホーダイダブルでもいいが、パケホダブルの方が便利。
パケホダブルのPC接続の上限が適用され約13650円になる。
基本契約は状況に応じてお好きなものを。

また、不要なものはこれを機に整理。
iモード公式サイトや不要なオプション契約などを見直すいい機会。


（４）電話帳を移す
事前にFOMA端末で準備する。
電話帳を全件「miniSD」にコピー。
SD-PIMフォルダ内に.vcfというデータ作成される。
それをMacのアドレスブックに読み込むか、アプリの「ABLoader」を使う。
アドレスブックを使用する場合は読み込んだあとにグループ分けなどの整理をMacで行う。
ABLoaderを使う場合は、FTPの知識などが必要なのでわかる場合のみ。
ただし、こちらの場合はグループ分けも反映される。


（５）moperaU
ドコモ店頭かネット（MyDoCoMo）で契約。
契約プランは定額データプランではなく「従量データプラン」の「Uスタンダード」か「Uライト」。
これでパケホーダイダブルを利用。
月額300～500円。約300円のオプションで無線LANもつければMzoneやBBモバイル、成田空港などのホットスポットが使える。
要は、iPhoneでもドコモからでているスマートフォンと同じという意味。

契約したら設定内容をメモするか、PCで表示してわかるようにしておく。


iPhone本体への設定方法はこちら。
iPhoneの【設定】→【一般】→【ネットワーク】→【パケット通信】と開いてその中の設定を変える。
APN　「mopera.net」
ユーザ名　「moperaU基本ユーザID」
パスワード　「moperaU基本ユーザパスワード」

＊基本ユーザIDやパスワードは自分で変更できるので、変更した場合は必ずそちらにすること

ちなみに、moperaUを使わずmopera（無料で申込無しで使えるドコモのサービス）でも通信は可能。
その場合は単にAPNにmopera.net（moperaUと同じ）と入れるだけ。
あとは空欄（入力不要）。
速度は遅いですが、これでも使える。


（６）moperaUのメールを設定する
この設定は、一部分はFOMAから接続しないと変更ができないようになっている。
なので、そこはあらかじめ設定しておく。
メールの新着案内をSMSで行うという設定をONにする。
これによって、moperaUのメールが来た場合にiPhoneのSMSに新着案内が来る。
（i.softbank.jpと同じイメージ）
これをうまく利用する方法もある。

また、moperaUのメールは、「ドコモ携帯であれば携帯メールとして認識される」ため、利用価値はある。
（ドコモ携帯の初期設定がそうなっている）
他キャリアは難しいが、相手がドコモなら携帯以外を拒否している相手でも届く可能性が極めて高い。


iPhone本体の設定はPOPの方がいいかも。
IMAPだと、いちいち削除しないと容量オーバーになる可能性有り。


（７）iPhone本体をアクティベーション
FOMAカードをiPhoneに入れる。
そして電源ON。
アクティベーションを求められますので、PCやMacに接続してiTunesに。
FOMAでも問題なくアクティベーションされます。
そしてユーザー登録も全く問題ないので、する。
以前、iPhoneを使っていた方は復元してもいいでしょう。
どちらでもOK。


（８）使えない機能
MMSは使えません。（SMSは可能）
当然、iモードメールは使えない。
iモード公式サイトも閲覧不可。（公式サイト以外ならSBrowserやKeitaiemuで可能になるかも＊後述）
電話機能の留守番電話ボタンも機能しない。（新着表示はする）
留守電を聞くときは1417や1416をナンバーしましょう。
留守電の通知はSMSで来る（あらかじめFOMAで機能設定をしておけば）ので、通知はされる。


（９）メール設定とプッシュ
メールについては、今まで使っているメールを転送してGmailかMobileMe、あるいはmoperaUに集め、それをiPhone専用にする方法がオススメ。
ひとつのアドレスを新規で取得し、それを設定すればいいと思います。
送信も頻繁に行う方は、自分の利用方法に合わせて選択し、それに合わせてやればいいでしょう。
閲覧メインの方はこれで十分。

また、GmailとMobileMeはプッシュに対応しているため、メールのデータ受信方法を【プッシュ】にしておくことをオススメします。

Gmailのプッシュ設定はMicrosoftExchangeからアカウントを設定します。

バッテリー使用量については、プッシュでもさほど消耗しません。
プッシュ設定放置で1時間あたり１～２％の消耗なので、あまり変わらない。
iPhone初期とは現在は大きく異なっているようで、フェッチよりもむしろ消耗がない可能性がある。

プッシュ設定にしておけば、MobileMeから「iPhoneの検索」や「メッセージの表示」「データ消去」「2分間ブザーを鳴らす」「遠隔でパスワードロック」ができるようになります。
いざというときに便利ですので、その辺りは検討です。
消音設定時でも鳴るので、行方不明の際に便利でしょう。
電池消費量もほとんど変わらないことがわかりましたので、プッシュ設定をお勧めします。




これで快適なドコモiPhone生活が可能になります。

電波は圧倒的。
FOMAプラスエリアも対応しています。



★携帯サイトを見るアプリについて★
携帯でログインするサイトが問題なので、このアプリで対応する。
要は「携帯からじゃないと見られないサイト」ですね。
アプリで「SBrowser」か「keitaiEmu」を使用します。
２３０円と無料ですが、その価値はあります。
「モバイルJ-SYS」、トヨタの「モバイルG-BOOK」はこれでログインできました。
駄目なサイトも数多くあるので万能ではありません。

使い方はアプリの説明を見てご自身で判断して下さい。


★おサイフケータイ★
こればっかりはどうにもなりませんね。
nanacoとsuicaは、カードにして持つしか無いかな・・・・
ソフトバンクからシールタイプのFelicaがでるようですが、シールじゃ無意味です。
内蔵型じゃないとオンラインでチャージはできませんから、それならカードをケースに入れればいいと思います。