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テーマ:最近観た映画。(39155)
カテゴリ:子供
いつの頃からか、日本のアニメーションは大人向けになり、子供が素直に楽しめるアニメーションがずいぶん減りました。(もちろんポケモンのような子供対象のアニメーションもたくさんありますが。)アメリカのアニメーションにも多少そのような傾向があるように感じています。
そんな中、PIXER は子供が主賓という王道をはずしません。今回のMr. インクレディブルも判りやすい典型的なアメリカン・ヒーロー物で、善と悪がはっきりしていてヒーローは少し「かっこ悪い」。子供たちは間違いなく大喜びでしょう。しかしこのMr. インクレディブルは子供たちと一緒に来るお父さんやお母さんにまで気を使った優れものです。 子供はヒーローの超能力に一喜一憂(息子はダッシュに憧れ家の中でもダッシュして困りました)する一方で、大人は家族愛を考えさせられます。大人の目から見れば、気が強いけどどんなことがあっても夫と子供たちを溺愛し守り抜こうとするお母さんと、家族は愛しているけれども自分の夢を捨てきれずがむしゃらに立ち向かっていく不器用なお父さんの姿に感動。(ただあまりに多いキスシーンに「日本人にここまでは無理」との想いも。)涙があふれるシーンはありませんが、一瞬も目が離せない展開で、PIXER映画史上一番の出来ではないでしょうか。 今回は息子と朝一番9:40からの回を見るため早起きして、怪傑ゾロリとデカレンジャーを見てから大阪は岸和田(カンカン)にある映画館へと向かいました。開演時間が違うからかもしれませんが、ハウルより盛り上がっているような気がします。(ハウルは子供よりカップルが多かったですね。)ただラピュタ世代のお父さんとしてはハウルにも行きたいです。 話は変わりますが本日の女子高生の会話。「ハクは結局竜だったの?」「水だったんじゃないの?」勉強をやりながら「千と千尋の神隠し」でも見ていたのでしょうか。それとも本当に理解できなかったのでしょうか。大きく間違ってはいませんが、疑問に感じる部分だとは思えません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 13, 2004 09:55:59 PM
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