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テーマ:ヨーロッパ旅行(4187)
カテゴリ:ドイツ
ノイ・シュバンシュタイン城のバス・ツアーは安かったので、昼食はついておらず自由に食事です。私たち夫婦は日差しの明るいスイス風のレストランに入りました。
ドイツ語で書かれたメニューを見て私が選んだのはチーズプレート、ドイツ語のケーゼ(チーズ)しかわからなかったのです。家内は同様の理由でハム・プレート。少し待って出てきたのは…チーズだけが乗った巨大な皿と、ハムだけが乗った巨大な皿です。 私は人生に前向きなのが自慢で、失敗も良い想い出としてしまいます。このような『自分のポリシー』を語らなければいけないほど…恥ずかしかった。隣の日本人が笑っていました。でもその家族も頼んでいるのはカレーライス。ここまで来てカレーライスもなかろうと思うのですが(日本語で押し通すと日本語のメニューが出てくるようです)。 まあ決してまずくはなかったし、話題が一つできたのだから収穫があったということにしましょう。 無知だと笑われるかもしれませんが、ヨーロッパにコースはあっても定食はありません。しかしこの頃はまだ知らなかったんですね。定食は万国共通のサーブ・スタイルと思っていました。だから当然、この時以外にもいくつか失敗しました。はずれが少ないスパゲティにでもしておけばよかったと後悔したことが何度もあります。ドイツではドイツ風のものをと努力したため特に失敗が多かったですね。フランクフルトの駅で家内が頼んだハーフチキンは鶏の丸焼きを半分に切った巨大サイズが出てきました(フルサイズにしなくてよかった)。正に言葉通り。日本人の感覚ならチキン・ステーキのハーフ・サイズと思いませんか?一方でソーセージを頼むとソーセージ一本が「ごろん」と出てきて、巨大ではありますが物足りないのです。サラダとかも食べたい。とにかく日本の「定食」という「常識」が通じない事を少しずつ勉強していた時期でした。 ちなみにチーズが大好きな私でも、チーズだけで満腹になったのはこの時が最初で、人生で最後だと思います(笑) 本文、長っ!(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 8, 2006 09:31:31 PM
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