ポコは1996年の11月30日、初冬の風が吹く寒い日にやってきました。
サッカー教室から帰った息子が「猫ちゃんが僕についてきちゃった!」
と、ジャンバーのファスナーを開けると中から小汚い猫が
ついてきたって・・・猫が上着の中に勝手に入るのか
とにかく汚くて小さくて目ヤニで目は半分以上閉じていて
顔中鼻水鼻クソまみれでベトベトでくしゃみもしてるし
かわいいとか思う気持ちの余裕はまったくなかったなぁ。
病気じゃなったら元の公園に置きに行ってたかも
玄関にホッカイロを入れて布を敷いた段ボール箱を置き
コンビニの安フードを食べさせたらガツガツ食べてました。
トイレは植木鉢を入れるプラスチックのお皿に外の砂を入れた間に合わせ。
翌日から毎日病院通いでだんだん家族になっていったのです。
昼はくしゃみのたびに辺りに鼻汁を撒き散らし
夜は鼻ちょうちんを出しながらズコズコいびきをかいて寝てたので
最初に付いた名前は『ズッコ』でした
小さくて可愛かった頃の写真がぜんぜんないのがとても残念です。
これは先輩のカメキチに興味津々だったころのポコ。
カメキチは幼稚園の運動会の時に買ってもう18年も家にいます