テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:邦画-2006年
★★★★
鑑賞No:01334 製作:2006年 監督:李相日 主演:松雪泰子/蒼井優 常磐ハワイアンセンターの誕生秘話を映画化。 昭和40年、閉山を目前とした常磐炭鉱の町を救おうと、ハワイ風のリゾート施設建設計画が持ち上がる。 そのため、元ダンサーのまどか(松雪泰子)がやってきて、炭鉱娘にフラダンスを教え始めるが・・・。 幾多の苦難を乗り越え誕生する常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)誕生に関わった人々の実話である。 「明日の記憶」「男たちの大和 YAMATO」「武士の一分」などをおさえ、日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した。作品賞以外にも監督賞、助演女優賞(蒼井優)など計4部門に輝いた。 女性の社会進出めざましい昨今だが、閉山のため失職する現実をなす術もなく迎えている男たちに対し、新たな可能性に向けてチャレンジしていこうとする若き女性たちは、まさに女性の社会進出の魁ともいえる。 3ヶ月に渡って猛特訓したラストのフラダンスシーンはさすがに圧巻。 《裏話》 フラガールは福島県いわき市に実在する常磐ハワイアンセンター(現在のスパリゾートハワイアンズ)の誕生秘話を描いている。 よって松雪泰子が演じたダンスの先生・平山まどかのモデルも実在する。 実際に炭鉱娘にフラを教え、その後常磐ハワイアンセンターのショーの構成や演出、振付を長年にわたって行ったカレイナニ早川さんがモデルである。 ただし、映画のような大酒飲みではないとのこと。 なお「フラ(hula)」とはハワイの伝統的な踊りと音楽を意味する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|