テーマ:映画鑑賞(1110)
カテゴリ:邦画-1990年代
★★★★+
鑑賞No:00572 製作:1991年 監督:中原俊 主演:塩見三省/豊川悦司 もしも日本に陪審員制度があったら・・・という仮定で作られた裁判もの映画。 脚本は三谷幸喜。 ある殺人事件の裁判のため、12人の男女が陪審員として集められた。 被告人が若くて美人だったこともあり、審議はあっけなく無罪に決まるかに思えたが、討論が好きな一人が有罪を唱えたことで審議が混迷を極めていく・・・。 本作品のモチーフとなっているのは名作「十二人の怒れる男」。 「十二人の怒れる男」は11人の陪審員が有罪を唱える中、唯一人の陪審員が無罪を主張し、有罪とした証拠や証言に対する疑問から次第に無罪に傾いていく・・・というストーリーだが、本作は逆。 11人が無罪を主張する中、唯一人が有罪を主張する。それから無罪か有罪かで討論が始まるが、感情も入り混じり主張も二転三転するなど混迷していくさまはさすが三谷作品。 元ネタとは違った面白さがあり楽しめる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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