テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:邦画-2000-04年
★★★★
鑑賞No:00979 製作:2000年 監督:阪本順治 出演:藤山直美/佐藤浩市 引きこもりの正子は、母親が営むクリーニング店を手伝いながら暮らしていたが、突如その母が急死する。 そして通夜の夜、正子は仲の悪い妹・由香里をはずみで殺してしまい、彼女の逃亡生活が始まることとなる。 やがて正子はホステスとなって性格も外交的に変わり、生きる意欲も出てくるようになる・・・。 いわゆる「松山ホステス殺人事件」を起こし、長年逃亡を続けるが時効直前に逮捕された福田和子にヒントを得た作品。 福田和子は逃亡のため美容整形を繰り返し顔を変えているため、本作のタイトルもここから来ているのかと思ったが、そうではないようだった。 なぜ「顔」なのかは分からないが、家に引きこもりの醜女が殺人を機に逃亡生活を送りながらも出会う人々との触れ合いから生きがいが出てくることで表情は変わってくる。「顔」とはそこからなのだろうか? 関西の大喜劇役者だった藤山寛美の娘だけあって、笑いどころもうまく入っており、いい具合に仕上がっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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