テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:邦画-2007年
★★
鑑賞No:01450 製作:2007年 監督:北野武 出演:ビートたけし/江守徹/岸本加世子/鈴木杏 「バイオレンス映画はもう撮らない」と宣言したキタノ・タケシ映画監督は次回何を撮るか悩んでいた。過去12本の映画を撮っているが、ヒットしたのは1本。そこでなんとかヒット作を撮ろうと、今まで作ったことのないタイプの映画に挑戦することに。 小津安二郎風、昭和30年代、ラブストーリー、ホラー、時代劇、と片っ端からチャレンジするが、どれも完成前に失敗し・・・。 今までの北野作品として観ると、あまりにも落胆する作品。何もしたいのか、何を描きたいのかよく分からなかった。また予告編でも象徴的に出てきていたタケシ人形が本編中にも随所に出てくるが、まったく意味が分からない。 さすがにお笑い出身だけあって、コミカルなシーンが随所にあって笑わせるツボは心得ているが、クスッと笑わす程度。 人脈が広いのか、出演陣は多彩で、ほとんどがチョイ役だが、この点は楽しめる。また、たけし軍団も大勢出ていて懐かしかった。群を抜いていたのは江守徹。「ここまでやるか」という演技・役どころは半分感心、半分あきれるほど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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