テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:邦画-2006年
★★+
鑑賞No:01494 製作:2006年 監督:想田和弘 出演:山内和彦/山内さゆり 2005年10月に行われた川崎市宮前区議員補欠選挙に立候補した山内和彦氏に密着したドキュメンタリー。 東京で切手コイン商を営む山内和彦は、ひょんなことから川崎市宮前区議員補欠選挙に立候補することに。しかしまったく政治の素人であり、選挙区も縁もゆかりもない土地。そんな地盤もないところで激しい選挙戦に入るが・・・・。 何も知らず、選挙を題材にしたドラマかと思って観始めたが、実際にあった選挙のドキュメンタリーだった。 自民党公認候補として出馬しているだけあって、応援には石原伸晃や川口順子、橋本聖子、萩原健司など著名な政治家が多数やってきて、挙句の果てには当時の首相である小泉首相までも応援に駆けつけてくる。 本編は特にナレーションもなく、実際の選挙運動を淡々と映している。本人はまったくしがらみのない候補者で改革を進めるといっているが、実際の選挙の内情をこのように目の当たりに見せられると、立候補した時点ですでにさまざまなしがらみが発生しており、自分一人の考えや思想なんか到底貫き通すことなど難しいことがよく判る。 決して面白いわけではなく、映画というより報道特集のような作品。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月01日 08時45分53秒
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