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2008年03月25日
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テーマ:映画鑑賞(1112)
カテゴリ:邦画-2007年
★★★★

鑑賞No:01513
製作:2007年
監督:森田芳光
出演:豊川悦司/天海祐希/北川景子

直木賞作家・奥田英朗の同名小説の映画化。
小学校6年生の上原二郎の父・一郎は破天荒な男だった。税金の督促にきたおばさんには「だったら国民やめます」と追い返したり、修学旅行の費用が高いと学校まで乗り込んできたりという始末。
そんなある日、恐喝事件がもとで二郎が起こした喧嘩が原因で一郎は学校や相手方の親と激しくやりあうことになる。そこで見かねた一郎の妻さくらは突然、「我が家は沖縄の西表島に引っ越します!」と宣言し、一家は沖縄へ。
地元の人々にも温かく迎えられ、静かでのどかな島生活が始まるかに思えたが・・・。

2時間弱の本作は、約1時間づつで東京編と沖縄編の2部構成となっている。
東京編では、父親・一郎の破天荒なエピソードと、そんな父親が嫌でしょうがない息子の一郎の心情と、喧嘩事件に至る経緯を描いている。
一転、舞台を沖縄・西表島に移してからは、まぶしいばかりの沖縄の空と海のもと、色々な制約に縛られることなく家族で生きていこうとする一家を描きながらも、やはり遠く離れた東京からの制約に果敢に抵抗する父と、それまで父に反発していた二郎が父の姿に誇らしさを感じていくさまを描いている。
結局は巨大な権力の前の蟷螂の斧がごとく敗れ去り、ややスッキリしない部分もあったが、「たとえ負けるとわかっていても、自分が正しいと思ったら戦え!」(正確な台詞は曖昧ですが、こんな感じ?)と言った父・一郎の言葉には感動した。
時代ずれしたところはあるものの、純粋でどこか憎めない父・一郎のおかしさとたくましさに、笑え感動する一作。





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最終更新日  2008年03月25日 00時09分48秒
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