テーマ:映画鑑賞(1112)
カテゴリ:洋画-2008年
★★★★
鑑賞No:01539 製作:2008年 監督:グレゴリー・ホブリット 出演:ダイアン・レイン/ビリー・バーグ インターネット・サイトでライブ公開される殺人事件の謎を追うサスペンス。 ネット犯罪を取り締まるFBIサイバー捜査官のジェニファーはある日、ネコが衰弱死する様子をライブ中継するサイトを発見する。彼女はこのサイトを削除するが、翌日IPアドレスを変えてはサイトは立ち上がっていた。やがてネコが衰弱死すると、次は拘束された中年男が映し出されるようになる。男には、サイトへのアクセスが増えれば増えるほど抗凝血剤が注入されるようになっていた。この噂は瞬く間に広がり、アクセスは急増、男は絶命する・・・。 “インターネットを利用した公開処刑”というだけでも興味をひくが、アクセス数が増えれば増えるほど、その処刑速度が増すという点がさらに惹きつける設定となっている。無関心・無関係な第三者でありながら、覗き趣味の旺盛な人々がいつの間にか殺人の手助けをしているというところが非常に怖いところであり、ネット犯罪への新たな警鐘を鳴らすものにもなっている。 非常によくまとまったストーリーで判りやすい反面、登場人物は描ききれていない面もあるが、無駄はなく、冗長になるよりはいいと思う。 サスペンス物では最近観た中ではなかなかの佳作。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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