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2008年06月08日
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テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:邦画-2008年
★★+

鑑賞No:01566
製作:2008年
監督:クァク・ジェヨン
出演:綾瀬はるか/小出恵介

20歳の誕生日も一人ぼっちで過ごす寂しい大学生のジローの前に、突然キュートな“彼女”が現れる。彼女と楽しいひとときを過ごしたジローだが、彼女は突然姿を消してしまう。それから1年後の21歳の誕生日。ジローは再び彼女と再会するが、去年の彼女とどこか違うものを感じていた。それは彼女が、未来の自分からジローを守るために送り込んだサイボーグだったからだ・・・。

舞台も日本で、俳優も日本でも、監督・脚本が韓国人だとやはり韓国映画という感じ。日本映画のような作りこんだ繊細さはなく、ストーリーも人間描写も雑といった感は否めない。どうも“彼女”シリーズの1本のようで、強い彼女とチョット頼りない男性のコンビという設定は踏襲しながらSF的要素(タイムトラベル)が入っている。
設定は興味深く面白いと思ったが、脚本が雑な上、タイムトラベルものにはつきもののタイムパラドックスが露骨に表れてくる。後半に起こる大地震は、そのタイムパラドックスが原因による矛盾への修正事象かと思ったがそうでもなかったよう。(つまり、監督はそんな些細なことには一切気にしていないよう)
主演の女優の綾瀬はるかについてはよく知らないが、いわゆるサイボーグ役をよく好演していたように思う。



《裏話》
“僕の彼女”=サイボーグとしているが、一般的には身体の一部を機械化した人間をサイボーグと呼んでいる。具体的にはペースメーカーや人工心臓をつけた人をいう。
“僕の彼女”は人間に模して作られたいわゆる人造人間なので、この場合はアンドロイドという方が正しいといえる。なおアンドロイドは厳密には男性を指すらしく、この映画では女性型人造人間のため厳密に言えばガイノイドというらしい。(Wikipediaより)





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最終更新日  2008年06月08日 09時28分16秒
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