テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:邦画-2008年
★★★+
鑑賞No:01575 製作:2008年 監督:中田秀夫 出演:松山ケンイチ/工藤夕貴/福田麻由子 「デスノート」でキラと熾烈な対決を繰り広げた名探偵Lを主人公にしたスピンオフ作品。 キラ事件でパートナーのワタリを失ったLのもとに、未知のウィルスのために消滅したタイの村でただ一人生き残った少年がワタリへのメッセージを持って送られてくる。一方、ウィルス学の権威である二階堂博士が、助手の九條と過激派組織ブルーシップによって殺される。その現場を目の当たりに見ていた娘の真希は、亡き父から生前託されていたものを持ってLのところに飛び込んでくることに・・・・。 「デスノート」で見せたキラとのクールで無表情ながら見事な頭脳戦・心理戦が注目され、そしてスピンオフの製作となったはず。であれば、「デスノート」でのよさがあまり活かされていなかったように感じた。 無表情なLが、子供の扱いに戸惑ったり、屋上のランチで手を合わせたりといった小ネタ的なLの別の一面を見せる程度であれば問題ないが、Lらしからぬアクションシーンが出てくる分、ストーリー的には「デスノート」に比べ緻密さに欠け、大雑把な感じが否めなかった。 また、「デスノート」は完全に非現実的な話なので割り切って観れたが、こちらは中途半端にリアリティがあるため、その気で観ると結構ツッコミどころ満載でした。 あまり「デスノート」を意識してみない方がよい作品。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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