テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:洋画-2007年
★★★+
鑑賞No:01603 製作:2007年 監督:アントワーン・フークア 出演:マーク・ウォールバーグ/マイケル・ペーニャ “このミステリーがすごい!”の2000年海外部門で第1位に輝いたスティーヴン・ハンターのベストセラー小説の映画化。 元海兵隊の名狙撃手だったスワガーは、軍を退役して山奥で暮らしていた。そんな彼の元にジョンソン大佐らが訪ねてきて、大統領遊説先における暗殺計画の阻止の協力要請をされる。狙撃手としての経験を活かし、狙撃ポイントを指摘し、大統領演説当日も現場の見張りについたスワガーだったが、事態は意外な方向に・・・・。 大統領暗殺阻止のため、狙撃の名手の経験を利用して狙撃ポイントを割り出し、暗殺当日に捕まえるという設定から一転、すべてが罠だった・・・・となんとも興味をそそる展開で、序盤はかなり引き込まれた。だが、そのあとは追われものになってしまうが、話が進めば進むほど緊張感が薄れていった。最初は銃撃を受け、傷だらけになっての逃走だったためハラハラしたが、治療してからは無敵ともいえる強さを見せだしたからかもしれない。また並行して、事件に不信感を抱いたFBIの新米捜査官の調査していく設定はいいものの、観客にとってはあまり新しい情報はなく、これも肩透かしのような印象だった。 前半がよかっただけに、後半もう少しよければ申し分ない作品。 <以下ネタばれ注意!> ラストは観ている観客をスッキリさせたかったのかもしれないが、非合法な解決には疑問を感じた。やはりその前の会合で法的に裁いてもらえるほうが何倍もスキッとしたと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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