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2008年09月12日
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テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:洋画-2007年
★★

鑑賞No:01613
製作:2007年
監督:ロバート・レッドフォード
出演:トム・クルーズ/メリル・ストリープ/ロバート・レッドフォード

次期大統領候補と噂される上院議員アーヴィングのオフィスに呼び出されたベテラン報道記者のジャニーンは、彼から対テロ戦争の極秘作戦に関するスクープ情報を提供される。同じ頃、カリフォルニア大学の教授マレーは、最近講義をさぼっている優秀な学生トッドを呼び出し、志願兵となった教え子2人の話を始めていた。そしてまさにその頃、その2人はアフガニスタンで、アーヴィング発案の作戦決行のため最前線に送られていた・・・・。

評価基準に則れば星2つとなってしまうぐらいエンタテイメント性はなく、面白くはない映画である。ただし、そもそもエンタテイメントを追究した映画ではことは明らか。
9・11から6年を経たアメリカのテロ戦争に対する裏側を色々な角度から捉え、問題提起している映画といったほうが正しいかもしれない。
何が正義で何が悪か? 正義の裏側には隠された政治家の野心や思惑があり、それを煽り立てるマスメディアによって真実は覆い隠され、国民は虚像に踊らされる。そんな現代アメリカ(そして何の疑問もなくその影響を受けている日本)の歪みを、政治家、ジャーナリスト、大学教授と生徒、そして志願兵といったそれぞれ立場の違う人間の対話により浮き彫りにしている。
興味深いテーマであるが、はっきりいって地味で面白くはない。でもこの映画を観て日本や世界の出来事に関心を持ち、自分なりの意見・考えは持ちたいと思えるようになるかも。





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最終更新日  2008年09月12日 04時49分29秒
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