テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:邦画-2008年
★★★+
鑑賞No:01620 製作:2008年 監督:田中誠 出演:夏帆/ゴリ/石黒英雄/薬師丸ひろ子 歌っている自分が大好きなかすみは女子合唱部に所属する、ちょっと自信過剰な高校生。ある日、イケメン生徒会長である牧村から「歌っている君の写真を撮りたい」と言われ有頂点になるが、できあがった写真を見せられ、さらに「産卵中の鮭にそっくりと言われて大ショックを受ける。悲しみと自信喪失で合唱部を辞めると言い出すかすみだったが、ヤンキー高校合唱部の権藤からそんなやる気のない態度を激しく指摘される・・・・。 主役の夏帆はまだまだ素人さが抜けない女優さんですが、それが却って自然な女子高生に映ってよかったように思った。 ストーリー的には極めて単純で、さわやかな青春ストーリー。がレッジセールのゴリは個人的にはあまり好きではありませんが、ここでのヤンキー合唱部の主将役はなかなか良かった。ヤンキー合唱部の見た目と実際の言動のギャップも面白いが、建前と本音を完全に言い分けるシーンは特に面白かった。 薬師丸ひろ子は今回、ちょっと冴えない産休代用教師役だったが、相変わらずほんわり感のある役どころはうまい!でも実は伝説のストリートミュージシャンという設定も意外性があってよかった。 あと、短いシーンだが喫茶店のシーンで草薙幸二郎さんが出演されていたのが懐かしかった。インテリ系の悪役が多かった名脇役だが、本作が遺作となったのは残念である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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