テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:邦画-2008年
★★
鑑賞No:01654 製作:2008年 監督:三池崇史 出演:市原隼人/谷村美月/石田ゆり子 機本伸司の同名SF小説の映画化。 寿司屋でバイトしているロッカー志望の基一は、優等生の双子の弟の代わりに大学の物理のゼミに出ることに。ある日、担当教授から不登校の天才少女、沙羅華をゼミに参加させるように依頼される。そこで彼女に会いにいった基一は、なりゆきから彼女と「宇宙を作る」という難題に取り組むことになる。物理学の知識のない基一から出てくる素朴な疑問は、沙羅華にとって新鮮なヒントとなり研究は進んでいくが・・・・。 「う~ん!」と唸りたくなる映画。「宇宙を作る」などとハリウッド映画でもないような壮大なテーマを掲げ、盛り上げるだけ盛り上げておいてこの結末?という感は否めなかった。また、宇宙に関する理論が次々と出てきて素人には良く分からなかったが、そこは分からないわりに漫画チックに説明されていて、好感は持てた。天才少女といわれる沙羅華も、物理の素人である基一相手に馬鹿にすることもなく真剣に対等に相手するところなどは好感の持てるコンビを印象づけた。が如何せん、基一にキャラは良いとして、全体的にはイマイチ感の残る作品だった。「宇宙」テーマはいいが、ロックは必要? 特に前半のストーリーはよかっただけに、後半のぶっ飛びなパニック映画化にはついていけなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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