テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:洋画-2004年
★★★
鑑賞No:01278 製作:2004年 監督:ジョエル&イーサン・コーエン 出演:トム・ハンクス/イルマ・P・ホール 1955年製作のイギリス映画「マダムと泥棒」のリメイク。 ミシシッピ州に住む敬虔なクリスチャンであるマンソン夫人のもとに、部屋を借りたいと申し出てきた男がいた。彼は身なりのよい紳士で、音楽仲間と音楽の練習をしたいとのことだった。まんまと部屋を借りた彼だったが、実は彼は教授と呼ばれる完全犯罪のプロで、借りた部屋から船上カジノの金庫室までトンネルを掘り、現金を強奪する目的があった・・・・。 最近では珍しいトム・ハンクスのコメディ映画。だが、彼が昔演じていたようなおバカなコメディとは少し違い、ブラックなコメディの感が強い作品だった。 ストーリーは単純だが、逆にあっさりしすぎていて、主人公たちの主目的である現金強奪はものの見事に成功してしまう。そして実はこの映画は現金強盗そのものではなく、その事実を知ったマンソン夫人と教授たちの命を懸けたやり取りがメインであることに観ていて気付く。 チョット抜けた強盗団と夫人のやり取りは笑いは誘うが大爆笑とまでは行かず、あっさりしていて先の読めるストーリー展開といい、少し物足らなさを感じるコーエン兄弟作品。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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