テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:洋画-1970年代
★★★
鑑賞No:00195 製作:1975年 監督:ロバート・ワイズ 出演:ジョージ・C・スコット/アン・バンクロフト 20世紀最大のミステリーといわれる、ヒンデンブルグ号の謎の大爆発事故を、当時のニュース・フィルムを盛り込んで描くサスペンス映画。 ナチス・ドイツの権勢の象徴として建造された大飛行船ヒンデンブルグ号が1936年、ドイツのフランクフルトとアメリカのレイクハーストを結ぶウ大西洋横断航路に就航する。 そして新時代の乗り物としてイメージ定着された翌1937年の5月3日、運命のフライトが行われた・・・。 実際に起こったヒンデンブルグ号爆発事故の真相に迫るサスペンスものだが、なんといっても圧巻はラストの大爆発シーン。このシーンはあまりにも有名なニュース映像を使用しているが、実際の事故の映像のため、そのものすごさと恐ろしさは真に迫ってくる。この迫り来る強烈なインパクトは、いかに急進歩したCG技術をもってしても再現できないと思った。(実際の映像ほどリアルなものはないからでしょう) また、このリアリティは映像だけではなく、この事故の模様を伝えるアナウンサーの泣き叫ぶような実況からも高められます。 映画では反ナチスによる爆破説がストーリーの中心ですが、実際の事故原因には数々の説があるようです。 この事故で、乗員・乗客97名中35名と地上整備員1名が亡くなりますが、それにしてもあのすさまじい爆発で生存者がいたこと自体、奇跡ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年03月04日 04時34分19秒
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