テーマ:映画鑑賞(1112)
カテゴリ:洋画-2004年
★★★+
鑑賞No:01241 製作:2004年 監督:カン・ジェギュ 出演:チャン・ドンゴン/ウォンビン 1950年のソウル。ジンテは父亡き後の家族の生活を支え、ヨンシンとの結婚、そして弟ジンソクの大学進学のために懸命に働いていた。そんな時、朝鮮戦争が勃発し、ジンテとジンソクは徴兵され、即戦場に送られることに。ジンテは弟ジンソクを除隊させるため、危険な任務を敢えて受けて英雄となり、上層部への力を持とうとする。そしてその願いは叶い、ジンソクを除隊させようとするが、兄の行為が理解できないジンソクはそれを拒否し、二人の仲は険悪になっていく・・・・。 戦争の悲惨さと兄弟愛を描いた作品ということになるだろうが、韓国映画としては感情移入でき、まずまずの出来だと思う。感情移入できたのは私も2人の男の子の親のため、単純に我が子と二重写しで見たせいかもしれない。ただ、兄の弟を思いやる気持ちが兄弟の軋轢を生み、それが結局敵味方にとって不幸な結果になっていくのはとても悲しかった。 戦争を題材にお涙頂戴的なストーリー展開が匂わなくもないが、朝鮮戦争の実態と悲惨さを垣間見る上でも参考になる作品。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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