テーマ:映画鑑賞(1110)
カテゴリ:邦画-2000-04年
★★★★
鑑賞No:01170 製作:2002年 監督:塩田明彦 出演:草なぎ剛/竹内結子/石田ゆり子/哀川翔 九州・阿蘇の山村で、死んだ人間が次々と甦る現象が起こった。それも死んだ当時の姿のままで、ある日突然何事もなかったように現れるのだった。厚生労働省に勤める川田は、自分の故郷で起こったこの不思議な現象の調査に乗り出す。そして川田は、死んだ親友・俊介の婚約者だった葵と再会する。葵もまた、死んだ俊介が甦ることを願い続けていた・・・・。 年を取るにつれ、「死」というものがより身近になってくる。親・親類縁者・友人・知人と、次々と親しき人の死を経験するようになる。この映画は観る人の年齢によっても感じ方は大きく異なるかも知れないが、愛する人と再び会いたいという気持ちが短期間ながら叶えられ、そして再び悲しい別れを迎えるという切ないファンタジーです。いくつかのエピソードが語られますが、それぞれ胸に迫る内容です。1つ1つのエピソードには時間の関係もあってさほど深みがないのが残念ですが、二度と会えないと思っていた人に会える喜びには単純に共感できました。ただ死を受け入れられない人にとっては、ある意味残酷な出来事になるかも知れません。(二度、死を経験することになるのですから・・・) ほんと、この年になると、切なく感じる映画です。 ところで主演を演じた草なぎ剛くん。酒で失敗しちゃいましたね。視聴者に夢を与えるアイドルとしてはさすがに褒めた行為ではなく反省すべきですが、マスコミが大騒ぎするほどのことではありません。男だったらあんな羽目をはずすことはあります。無責任なマスコミの格好の餌食になった形ですが、またスクリーンによみがえる(タイトルに掛けてますが・・・・)ことを期待してます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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