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2009年05月25日
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テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:洋画-2006年
★★★★

鑑賞No:01761
製作:2006年
監督:ミロス・フォアマン
出演:ハビエル・バルデム/ナタリー・ポートマン

<4/22~ DVDレンタル開始>

宮廷画家のゴヤは、友人の娘であるイネスと、異端審問会の神父ロレンソの肖像画を同時に描いていた。そんな折、ロレンソの提案で異端審問が強化され、異教徒の嫌疑でイネスが投獄される。ゴヤからイネスの解放を頼まれたロレンソは牢獄の彼女を訪ねるが、彼女を慰めるうちにイネスと肉体関係をもってしまう・・・・。

「ノーカントリー」でも強烈な存在感を示したハビエル・バルデムが、この映画でも独特の存在感を示す怪演をしている。特に権力の変遷によって人はこうも変わるという、人間の醜さをハビエル・バルデムが好演している。さらにナタリー・ポートマンの熱演もすごい。全裸での拷問シーンを見せるかと思うと、15年の牢獄生活の果てに観るも無残な哀れな姿になるなど、まさに身体を張った演技に脱帽です。主役かと思っていた宮廷画家ゴヤの描き方が中途半端な感じがしましたが、この2人を描くための視点のような存在だったようで、邦題も納得です。





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最終更新日  2009年05月25日 05時26分57秒
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