テーマ:映画鑑賞(1112)
カテゴリ:洋画-2008年
★★★+
鑑賞No:01809 製作:2008年 監督:ナ・ホンジン 出演:キム・ユンソク/ハ・ジョンウ <5/1~ 劇場公開 (広島 7/25~)> 元刑事で今はデリヘル嬢の斡旋を行っているジュンホは、失踪した2人のデリヘル嬢が同じ客に斡旋された後に行方をくらましたことに気づく。さらに探りを入れさせたデリヘル嬢ミジンも失踪してしまう。しかし偶然ジュンホは深夜の住宅街でその客ヨンミンを捕えることができた。ところが警察でヨンミンはあっさりと殺人を自供し始める・・・・。 10ヶ月の間に21人が犠牲になった、韓国で実際に起こった連続猟奇殺人事件をモデルにした映画。レオナルド・ディカプリオがリメイク権を獲得したことでも注目されている。 犯行動機や登場人物に関する説明を排除し、スピーディで緊迫感溢れるストーリー展開になっている一方、説明不足や国情の違いなどからくる理解できない展開もあり、完成度についてはやや評価が低くなる気がした。また、排除された説明は最後まで解き明かされないため、鑑賞後のモヤモヤ感や結末に対する消化不良感も否めない。 映像的にもストーリー的にも暗く重苦しく澱んでおり、殺人シーンは目を背けたくなる箇所もあるので、ある程度覚悟して観る必要もあります。韓国で2008年上半期最大のヒット作らしいが、映画的によかったというよりも韓国ではあまりにも衝撃的だった実際の事件だからではないでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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