テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:洋画-1980年代
★★★
鑑賞No:01799 製作:1989年 監督:テリー・ギリアム 出演:ジョン・ネヴィル/エリック・アイドル 18世紀、トルコ軍の占領下にあったドイツのとある港町の劇場の舞台に、バロン・ミュンハウゼンが突然姿を現す。彼は、自分がトルコ軍に追われるはめになった理由を語るが、あまりにも荒唐無稽な話だったので誰も信用しなかった。しかし、10歳の少女サリーに励まされ、トルコ軍を撃退する約束をしてしまう。そこで彼は、かつて一緒に戦った4人の仲間を集めるために絹の下着で作った巨大気球でサリーとともに旅に出るが・・・・。 作り手の遊び心が感じられる映画。しかし、内輪ウケしてるのかもしれないが、観ている側にはその面白さはあまり伝わってこない。そこにも興行的失敗の大きな要因があったのかもしれない。 テリー・ギリアムといえば、家族で楽しめる映画が多いが、大人にはちょっと幼稚でバカバカしく、子供にはシュールなギャグが伝わるか疑問が残るといった中途半端さは否めなかった。ただ最近のCGを使った映画を見慣れているせいか、映像的には稚拙ながら、手作り感が伝わってくるような新鮮さは逆にあった。 原作はドイツの民謡「ホラ吹き男爵の冒険」。この話の主人公がミュンヒハウゼン男爵だが、彼は架空の人物ではなく、実在の人物である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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