テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:洋画-2007年
★★+
鑑賞No:01993 製作:2007年 監督:トム・ケイリン 出演:ジュリアン・ムーア/スティーヴン・ディレイン 貧しい家庭に育ったバーバラは、幼い頃から金持ちの男と結婚することが夢で、その夢が叶い、大富豪ブルックスと結婚し、息子のトニーをもうける。上流社会の一員として認められたくて必死に努力するバーバラだったが、努力すればするほど逆に階級の違いが目立つ結果となっていた。やがて夫にも愛想をつかされ若い愛人と去られてしまうと、取り残されたバーバラは息子とニーとの間で禁断の関係に・・・・。 実際に起こった息子による母親殺害事件を題材にした映画。 実話なんだろうけど、淡々と描かれていて盛り上がりには欠ける。この家庭を見ているとトニーに同情はするが、どうも殺人に至るまでの動機が見えてこない。タイトルにある「美しすぎる母」もこの映画を観る限り、全く結びつかない。「美しすぎる」と「ジュリアン・ムーア」は結びつかないし、「美しすぎる」と殺人もどうも結びつかない。 最終的に母親と息子の禁断の関係が描かれ、その歪んだ関係のなれの果てが母親殺しになったんだろうと思われるが、全編通してこの家庭は異常で歪んでおり、あまり感情移入できない内容である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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