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2011年05月05日
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テーマ:映画鑑賞(1111)
カテゴリ:洋画-2009年
★★★★

鑑賞No:02088
製作:2009年
監督:フアン・ホセ・カンパネラ
出演:リカルド・ダリン/ソレダー・ビヤミル

<2/11~ DVDレンタル開始>

刑事裁判所を定年退職したベンハミンは、残りの人生で25年前の殺人事件を題材に小説を書こうと、久しぶりに当時の職場を訪れ、当時の上司だったイレーネにその話をする。その事件とは、新婚の銀行員モラレスの若き妻が自宅で暴行されて殺害された事件だった。ベンハミンは無残な遺体に衝撃を受け、やがて一人の男が容疑者として浮かび上がるが・・・・。

本国アルゼンチンアカデミー賞で13部門で受賞し、第82回アカデミー賞でも外国語映画賞を受賞した作品。最初、ベンハミンが何者か良く分からなかったが、それは観ていると次第に分かってくる。日本と警察制度や司法制度が異なっているようなので、その辺はちょっと分かりにくい。25年前の殺人事件が題材だが、単純なストーリーのように見えて、実は犯人当てや真実当てがメインではなく、別のところにあるのがラストに分かる。その衝撃のラストはネタバレになるのでここでは書きませんが、それ以外は割と単調で分かりやすいストーリー展開。ただ、現代と25年前が上手く交錯し、さらにミステリーだけでなく、大人の切ないラブストーリーも絡めたなかなか見どころの多い作品。





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最終更新日  2011年05月05日 07時58分54秒
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